国交省の総合職を退職後、民間企業の商社に転職された方のインタビューです。
官僚としての人材紹介会社の活用方法など、転職を考えられている方には参考になるお話を多く語っていただいています。
-本日はどうぞよろしくお願いいたします。まず、公務員になられた経過や公務員在職時のお仕事内容から聞かせてください。
大学卒業が近くなるにつれ、特に深く考える訳でもなく、国家公務員になりたいと思うようになりました。
やはり国のために働けるのは素晴らしいことですし、大きなプロジェクトに携われ、やりがいを感じるのではと思いました。
-旧帝大ご出身だと、周りにも官僚志望の方もいらっしゃったでしょうね。
そうですね、自然と国家公務員になろうと思った理由には、それもあったと思います。
そこから1年半ほど勉強をし、無事に当時の国家Ⅰ種試験に受かり、官庁訪問で惹かれた国土交通省に入省しました。
この省を選んだのは、日本のインフラや経済と関わりを持てるのでは、と考えたことが理由です。
-入省後はどのような仕事をされましたか。
省内での仕事内容ですが、私を知っている人や今の会社の人に私のことをあまり知られたくないので、入省年度や仕事内容の詳細についてはできれば控えさせていただきます。
-はい、もちろんです!仕事の内容ではなく、働き方などを教えてください。
はい、ざっくりとですが法令の起案や国会対策などの仕事をしていましたとだけお答えさせてください。
仕事自体はとにかくハードで、予め想像していたつもりではありましたが、聞いていた以上にとんでもなく毎日が大変でした。
長時間の勤務はもちろん、他部署との関係を保ちつつの仕事であったので、毎日毎日の仕事で胃が痛くなりましたよ。
あの頃のハードな仕事とプレッシャーに比べれば今の仕事なんてどうってことはありません(笑)
-なるほど。確かに中央省庁の官僚の方の激務ぶりは想像を絶するものがありますよね。では、退職を考えられた経緯をお話いただけませんか。
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